ヨガ用語でよく耳にする"グラウンディング"という表現。
グラウンディング?
なんぞや?
Ground(地面、大地)+ingの動名詞で"Grounding"。
ヨガでは、足でしっかり地面を踏みしめ、大地のエネルギーを足裏から吸い上げること。
本来英語の"grounding"の意味は【基礎教育、基礎工事、アース接地、座礁】などで、おそらく近年ヨガ業界で生み出された造語ではないかと思います。
ヨガのレッスンで「しっかりグラウンディングしていきましょう」と誘導されることがありますが、実際に踏みしめているのは地面ではなく、床。さらに、ビルやマンションなら空中⁈
山のポーズで"グラウンディング"しながら「ヨガを通して大地のエネルギーを吸い上げるって、ほんとはどんな感じだろう」としばしば自問していました。
私の2歳の息子はお散歩が大好き。
気持ちが良い時は、とつぜんコロンと地面に仰向けになります。
道でも、砂利や土、芝生の上、はたまた水たまりの中でも!
洗濯物は増えますが、危険でない限りなるべくそのまま見守ります。
まだまだ、生まれたころのピュアな直感を持つ2歳児。彼は大地に寝転ぶことで、土や空のエネルギーを全身で吸収しているようです。
きっと、これぞグラウンディング。
まっさらな心で。
気持ちの良い感覚で。
ずっとこのままでいたいと思える状態で。
昨日は立春でしたが、熊本市内でも粉雪がチラチラ舞う寒い一日でした。
暖かくなったら、青空の下で大地を踏みしめてヨガをしたら、すごく気持ちいいだろうなぁ、と春を待ち焦がれて妄想しています。
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