早いもので、2021年も半分が過ぎました。
もう、半年? やっと、半年?
月日の経つスピードは感じる人それぞれですね。
私にとっての2021年上半期は、今の自分にとっての優先順位整理をして、今すぐ必要でないものはできるだけ手放していく、という作業を続けた半年間でした。
去年1年間はコロナに振り回されて疲れ果てていましたが、だいぶ新生活様式にも慣れて、自分なりのテンポ感がつかめてきたように感じます。
さて、季節が5つ(春、梅雨、夏、秋、冬)ある九州地方、今は梅雨です。
ヨガと姉妹科学のアーユルヴェーダの考え方では、春~梅雨の時期はカパという重たいエネルギーが増える時期と考えられています。
カパは重・遅・冷・湿・油の性質。
カパの性質が過剰に働くと、アレルギー症状が出たり、むくみ・倦怠感を感じたり、体重が増えやすいといった傾向があります。
ヨガのレッスンでは運動量を多めにしつつ、寒暖の差の調整にエネルギーを消耗している自律神経を整えるために、背骨を伸ばすポーズや長めの前屈を取り入れて、ピッタ(火)のエネルギーが強くなる夏の季節に備えていきます。
食事は脂っこいものや冷たいものを避けて、消化の良い温かいものを。夕食は早い時間、もしくは軽めにすませると体調が整います。
8月はお盆休みを頂きます。ご了承ください。
また、8月より、「産後ヨガ②」を隔週に、「マタニティヨガクラス」の時間帯を午前中に変更いたします。よろしくお願いいたします。
最近の私ですが、1年半におよぶ「ヨーガ療法士養成講座前期」の最終試験(筆記と実技)と卒論提出が目前に迫っていて、準備で頭がパンクしそうな日々です。
私は大学時代に「インド思想史」というクラスで一年間学び、葛西實教授という素晴らしい先生から強烈なインスピレーションを頂きました。
しかし、20歳の私には、インドの智慧はあまりに深く、難しすぎた…。
結局、大学の専攻と卒論は別の分野を選び、インド哲学の学びは宙に浮いたままの状態で卒業してしまいました。
そのことがどこかでずっと引っかかっていた私。
ハタ・ヨガという、いわゆる一般的にイメージされるような体を動かしたり呼吸法を練習したりするヨガの練習を20年ほど続けていますが、心のどこかに、ぽっかりと穴が開いたような気持ちでここまで来ました。
そして、やってきた絶好のチャンス。
ヨーガ療法は古代ヨガ聖典(ヴェーダ、ウパニシャッド、ギータ)などの智慧をベースにしつつ、現代の心身症をケアするために考案されたセラピー。古代聖典を学びなおし、大学時代にやり残した大きな宿題をやりなおすにはこれ以上ない機会でした。
途中、コロナでzoom受講に切り替わりましたが、同期のメンバーや先生方の支えでようやくゴールが見えるところまで来ました。
試験と論文提出まであと1週間!
もう、あとはやるしかないですね。
集中力を高めるために、1か月以上断酒もしております(笑)
今回の学びで、これまでうやむやだった多くのことがクリアになりました。
日々のヨガのレッスンでも、生徒のみなさんに自信をもってヨガの理論や考え方をお伝えできるようになったと実感しています。
晴れて試験と論文が終わったところで、今回の学びについても記録としてブログ上にまとめておきたいと思います。
みなさまも、それぞれの場所で、健やな毎日をお過ごしください。
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