あっという間に師走、あたたかい日が続きます。
我が家もリビングにクリスマスツリー、庭にイルミネーションを飾り、一気にクリスマスモードです。
しかし、我が家は袋小路の突き当たりにあり、レッスンも平日午前中だけですので、気合いの入ったきらきらイルミネーションもご近所の方以外はあまり見ていただけないのが少し残念。
ぜひ、夜の広木町にお越しください。
さて、私は今年もいくつかのヨガワークショップに参加しました。
ヨガワークショップ!
魅惑的な言葉です。
参加したら、素晴らしいヨギになれる気がする。
ヨガティーチャーとしてもっとレベルアップしたいし、そしてaozora yoga kumamoto来てくださるみなさんのために少しでも正しい知識を習得したい…。
昨今、熊本にも全国から多くの有名な「ヨガの先生」といわれる方が来られて1日~数日のワークショップをされていますが、それぞれに独自セオリーをお持ちで、解剖学的なアプローチの方、精神論的なアプローチの方、またはひたすら難解なポーズをクリアすることに特化された方、などなど。
まだ、私に選り分ける技量がないのでしょう。
唯一、すべてがすとんと腑に落ちたのが、この夏熊本で行われたケン・ハラクマ先生のワークショップでした。
彼のビギナー向けワークショップは2時間ほどでしたが、2時間とにかく爆笑しっぱなし。
こんなヨガレッスン初めてです。
そして、これまでずっと疑問だったことやうやむやだったこと、不安だったことをシンプルな言葉ですぱっとクリアにしてくださいました。
言葉の通り「目からうろこ」が落ち、今の私に必要なのは、つまるところユーモアと好奇心なのだ、と教えられた2時間。
今でもふんわりとその余韻に浸っています。
体のどこかを叩くと全屈できるようになるとか、超人的なポーズができることがゴールであるようなヨガのスタイルは、どうしてもなじめません。
ヨガとは生き方も含めて日々の積み重ねで、それも人それぞれの進め方やスタイルがあっていいと思います。
でも、世の中に◯◯ヨガが溢れ、カリスマヨガティーチャーが溢れ、時々、その情報の渦に溺れそうになります。
正直、私はまだ「これが私のヨガスタイル」というものが明確ではないのですが、大切にしているのは「意識を内に向けること」と「がんばりすぎないこと」の二点です。
これは、上林町の師匠にレッスンと養成講座を通して教えて頂いたこと。
私の核となるヨガへの向き合い方です。
私たちは生れ落ちたそのときから競争を強いられ、「がんばれ!がんばれ!」「もっと!もっと!」と周囲から圧力をかけられて育ちますよね。
もちろん、向上心や目標を持って生きることはとても大事です。
でも、「ヨガやりたいな。。。」と思ってaozora yoga kumamotoのドアを開けてくださる方は、みなさんどこか「自分を癒してあげたい」とか「自分をいたわりたい」というお気持ちが強いように思います。
まずは、ゆるめることから。
心も、体も。
がんがんに緊張して、こわばって、限界まで張り詰めた心と体を一度解きほぐす。
そうしたら、きっと次の一歩が軽やかに踏み出せるし、もしその一歩がヨガであれば、さらに深い学びや練習に進んでいけるのだと思います。
だから、現段階の私としてできるのは、ヨガを通して一度背負った荷を降ろしていただくこと。
心や体が軽くなって、呼吸がすがすがしく深くなって、笑顔で帰っていただくことです。
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