寒さが厳しい日が続きますが、それぞれの場所でいかがお過ごしでしょうか。
もうすぐ立春ですが、この寒さはまだまだ続くようですね。
江津湖の周りでは、早咲きの水仙が、キリリとひきしまった空気の中、凛とした花を咲かせてくれていて、何とも美しい。
梅のつぼみも膨らみ始め、自然界はどんどんと春に向かって動き始めているのを感じています。
この寒さで、体が縮こまっていたり、家で過ごす時間が長くて呼吸が浅くなったり、なんとなく体が重い、頭がすっきりしない、という感覚の方もいらっしゃるかと思います。
何度もブログに書いているような気もしますが、簡単に、しかもゼロ円でできる最高の健康法は”散歩”です。
歩くだけで、体にある600超の筋肉のうち、200の筋肉が動くと言われています。
また、アーユルヴェーダでは、食後の軽い散歩は、消化力(アグニ)を高めるとして、勧められている習慣です。
青筋立てながらダンベルを持ったり、目眩がするほど走らなくても大丈夫。
小さな春を探しに、昼食後に短い散歩に出かけてみてはいかがですか?
気持ちもリフレッシュして、体の中のこもったエネルギーを入れ替えることができますよ。
年末年始を駆け抜けたみなさまは、ぐったりとお疲れが出る時期。
ヨガではのんびり緩めつつ、適度にバランスや立ちポーズで筋肉や脳に刺激を入れられたらと思っています。
春はアレルギーシーズンでもありますので、体内の循環をよくして、晴れやかに春を迎えられるように準備したいものです。
年が明けて早一ヶ月、みなさんは1月の記憶はありますか?
私は、お正月に単身で東京に帰省したことが、心からのリフレッシュになり、1月の前半は多幸感に満たされた、ちょっと足元がフワフワするような気分が続きましたが、
1月後半から、日常の雑務に埋没するうになり、あっという間に蓄えたエナジーは枯渇していきました。
朝4時に起きる私は、忙しすぎて昼寝ができなくなると、あっというまに胸のカラータイマーがピコピコ点滅状態になってしまいます。
愛犬と一緒にくつろぐ午後のリラックスタイムは、不可欠な充電時間。
この時間をとても楽しみにしてくださる方もいますし、気恥ずかしいな、と思われる方もいると思います。
このように、ヨガの練習の前後に車座になって話をしたり、先生の話を聞いたりすることを、『サットサンガ』といいます。
サンスクリット語で”サット”は真理・純粋なもの、”サンガ”は集まり・同席を意味しています。
日々の生活の中で、自分の本当の気持ち…、好きなこと、気になっていること、小さな悩み、最近嬉しかったこと、悲しかったこと…など、言葉としてアウトプットする機会は多くないのではと思います。
私たちは、それぞれに役割(ダルマ)があって、母として、父として、妻として、夫として、子供として、職場や学校、コミュニティの一員として…、今日の役割を全うするのに精一杯で、なかなか自分の微細な変化や、心の奥底に眠っている感覚につながることができないでいるのではないでしょうか。
ヨガの後の「おしゃべりタイム」、もとい『サットサンガ』では、改めて自分の内面に意識を向ける機会、そして、他の方のお話を聞くことで新たな気づきをもらう、とても温かな時間となっています。
今週は「カラオケで歌うならこの曲」というテーマでしたが、とても盛り上がりました。
みなさんの思い出やエピソードがどんどん湧き出てきて、まるで青春ショートフィルムをみているようでした。
どんな歌が、好きですか?
最近、声に出して歌ってますか?
世の中、心痛む事件や争いごとも絶えませんが、お互いにもう少し相手の話聞いて、そして自分の内側を整理する時間を持てたら、勢いで、取り返しのないことをしてしまうことも減るのではないかと思います。
ふとした機会に、身近な人に「最近嬉しかったことはなに?」と聞いてみてくださいね。
2月に入り、一気に年度末に向けて世の中は加速していきます。
季節も、冬から春へと移行する時期で、エネルギーバランスが崩れやすく、体調管理にも注意が必要です。
無理せず、温かくして、ときどき散歩。
気が向いたら、ぜひヨガにお越しください。
年度末は復職などでヨガ教室を卒業される方もいらっしゃいます。
一回一回のレッスンを心を込めて、楽しみながら、生きている歓びにつながれる時間をご一緒できたらと思っています。
ヨガを通しての出会いは、一生ヨガでつながるご縁だと思っています。
全ての出会いに、心から感謝しています。
0コメント