あけましておめでとうございます。
今年もaozora yoga kumamotoをよろしくお願い致します。
それぞれの場所で、どのように新年をお過ごしでしたか?
私の住む熊本は、好天にめぐまれ、暖かく穏やかな年明けとなりました。
江津湖には今年もたくさんの渡り鳥が飛来し、朝に夕に、窓ガラス越しにも彼らのにぎやかに啼き交わす声が聞こえてきます。
江津湖周辺の公園では、自転車で走る子供たち、凧揚げをする親子、ゆったりと散歩を楽しむ人たちで賑わい、心温まる和やかな光景が広がっています。
どうか、この平和がいつまでも続きますようにと、願わずにはいられません。
さて、12月~1月は、宴会食やクリスマス料理、おせちなど、食べ慣れないものを頂く機会が多く、胃腸が疲れていたり、夜更かしをして生活リズムが乱れ、体が重だるく感じることがあります。
まずは、食生活を整え、いつものリズムを取り戻しましょう。
食生活を整えるポイントは、お昼ご飯を食べる時間を一定にすることです。そうすると、おのずと、朝食、夕食の時間が定まり、過食や間食を減らすことができます。
アーユルヴェーダでは、遅くとも13時までにはお昼ご飯を食べ終え、少し休憩してから、短い散歩をするとよい、とされています。
1月のヨガは、呼吸法やメディテーションを通して、気持ちを整える時間を大切にしていきます。そして、少し負荷を感じるくらいのポーズを取り入れて体を内側から温めていきます。
寒さや感染症に負けない体づくりをしていきましょう。
今年も、ヨガを通して楽しく前向きに自分と向き合う時間をご一緒できたら嬉しいです。
私にとって今年のお正月はとても特別なものとなりました。
というのも、10年以上ぶりに単身で東京の実家に帰り、両親や弟夫婦とゆっくり過ごすことができたからです。
一人で飛行機に乗って長距離移動するのも、おそらく8年ぶり。
行きは元日夜のフライトでしたので、どこまでも広がる東京の光の海へ飛行機が降下していく時は、仕事で飛び回っていた独身時代を思い出し、あの頃の感覚が体いっぱいによみがえって、ぐっときてしまいました。
私は、東京と埼玉の県境あたりを行ったりきたりしながら育ったのですが、馴染み深い西武新宿線の電車に乗ると「ただいま」という気持ちになり、少女だった頃の自分にすっと戻ることができます。
野球といえば「西武ライオンズ」、デパートといえば「西武百貨店」、遊園地といえば「西武園」か「としまえん」(残念ながら2020年閉園)。
ジプシーのように移動しながら育った私に”ふるさと”はないと思っていましたが、西武新宿線沿線が私のふるさとなんだな…。
幼い自分に出会い直せる空間や風景があることは、本当に幸せなことです。
年末年始、家族や旧友と過ごすことで、懐かしい気持ちになった方も多いのでは、と想像しています。
さて、2023年です。
どんな年になるのでしょうか。
長らく続いた自粛生活で、多くの方が疲れ果てています。
実際に、体や心を壊してしまった方も身近にいます。
私がこれまで学んできた、ヨガやアーユルヴェーダの教えをベースに私なりに考えると、
体や心が動かなくなってしまった時、一番大切なことは「十分に休む」ことです。
たっぷり眠る、ゆっくり食事をとる、何も考えずぼんやりと過ごす。
そして、なんとなく感覚が戻ってきたら、気持ちが安らぐな、心地よいな、という場所や空間に身を置いてみる。
のんびり散歩をしたり、音楽を聞いたり、温泉に浸かったり。
そして、活力が蘇ってきたら、ゆっくり体を動かし始める。
焦らずに、ゆっくりと時間をかけて、心地の良い感覚に自分を導いてあげられたら、きっと視線を少し先に向けられるようになると思います。
ヨガは自己を再生するのに、とても役に立つツールです。
私も、ヨガを通して回復へのお役に立てたらと思っています。
2023年も、一回一回のレッスンを大切に、そして参加してくださるみなさまに寄り添ったヨガを心がけてまいります。
5月と10月には江津湖早朝ヨガも予定していますので、どうぞお出かけください。
みなさまの健康とご多幸、笑顔がたくさんある毎日を心よりお祈りいたします。
0コメント