文月、7月となりました。
九州はすっぽり梅雨前線に覆われていて、江津湖周辺は、日によっては湖面が大きく波立つほどの突風が吹いたり、大雨が瞬間的に降ったりします。
雨の多い時期ですが、夏の花々が鮮やかに咲き始め、虫たちはせっせと命の営みにいそしんでいます。
6月に夏至を過ぎ、時間はゆっくりと秋へと向かっています。
地球の表面に見えているエネルギーと、地面の下に流れているエネルギーにはタイムラグがありますね。
気温も湿度もどんどん上がっていますので、アーユルヴェーダでいうところの、火のエネルギーである『ピッタ』の憎悪による不調を感じていらっしゃる方が増えているようです。
熱をおびた筋肉や関節の痛み、吹き出物、目の充血、口内炎、おもだるい頭痛、胃の不快感、浅い眠り、など。
この時期は火に油を注がないように、上手に加減をしながら日々の活動を行うことがとても大切です。
刺激物を控えて季節の野菜をたくさん食べること、お水(常温)をよく飲むこと、強い日差しに長時間あたらないこと、サングラスや帽子、日傘などで太陽の光から目や頭を守ること、運動をしすぎないこと、など。
ヨガでは、クールダウンするような呼吸法や、ゆったりとした瞑想が火のエネルギーを整えるにとても効果的だと言われています。
冷性の呼吸法や、マインドフルな瞑想で自分の中のエネルギーをうまくコントロールしていきましょう。
8月は少し多めにお休みをいただきます。
また、8月末には江津湖花火大会が3年ぶりに行われるため、1週間ほど前から公営駐車場が使えなくなることが予想されます。
近くなりましたら、新しい情報をお知らせいたします。
年が明け、冬から春、そして梅雨から初夏へ、2023年も半分が経ちました。
目の前をすり抜けるように月日は過ぎていきますが、どのような6月をお過ごしでしたか?
私はひたすら子供のことで右往左往していて、あちらこちらと足を運んで、フラフラ~となっているうちに、もう7月です。
なんということでしょう。
私、ちゃんと起きてたかな?
そして、7月のYOGA座学会に向けてヨガ哲学を集中して勉強することができました。
ようやくリーディンググラス(老眼鏡⁈)をあつらえたことで、相変わらず目をシバシバさせながらもゆっくり本を読み込めましたし、インド在住の先生の哲学講座を数回にわたって受講し、生活に根差した貴重なお話をたくさん聞くことができました。
アーユルヴェーダの先生のサロンにも、月に1回施術を受けに通っています。
ヨガ講師を続けていく上で、定期的な自分メンテナンスは必須だと強烈に実感して幾年。
ルワンティ先生の温かく大きな手でのマッサージは極上なので、リラクゼーションを求めて伺っているのもありますが、先生の知性と温かなお人柄に惹かれて、お会いしたくて通っている部分もとても大きいです。
何かしら、一つの知識形態の学びを体系的に完了した人は、ブレないですよね。
軸がどっしりとすわっている。
どんな質問を投げかけても、とても簡潔に、的をついた答えが返ってきます。これは深い学びをした、そして継続的にしている人特有だと思います。
春の私はヴァータ(風のエネルギー)が極度に乱れ、頭痛で寝込むことが多かったので、5〜6月はアルコール、コーヒー、チョコレートを絶って、毎日瞼(まぶた)にギーオイルを塗り、できるだけ家の中で過ごし、車の運転時もサングラスで目を守るように努めました。
そのせいか、6月はほぼ頭痛薬に頼ることもなく、一度も頭痛で寝込むことはありませんでした。
しかし、今度は下向きのエネルギーが強くなりすぎたのか、時々気持ちが落ち込むことがあります。
少し前に、是枝裕和監督の映画『怪物』を見たのですが、この映画のフラッシュバックにも悩まされました。
何事も、良いといわれていることでも、ほどほどなのかな、と思います。
時にはビールを飲んでふわっとしたり、チョコレートケーキにコーヒーでまったりタイムを楽しんだり、お笑いを見て大爆笑したり、海で日差しを浴びながら泳いだり。
トライアンドエラーを繰り返しながら、自分にとってのちょうどいいをゆっくり探していきたいです。
5月に行った江津湖早朝ヨガ、3年ぶりに熊本のフォトスタジオhacoさんに写真を撮っていただいたのですが、あの朝の空気感すべてをぎゅっと閉じ込めたような素晴らしい写真の数々で、とてもうれしく、感動しました。
江津湖早朝ヨガのページに何枚かご紹介していますので、ぜひご覧ください。
本当はもっとたくさん素敵な写真があるのですが、ネット上には個人が識別できない写真を選んで載せるように心がけています。
7月13日(木)のYOGA座学会では、インド思想が世界の構成要素としてあげている『3つのグナ』について学び、考えます。
インド哲学は何ですか?と聞かれたら、それはすべての学問の集合体です!と答えるのが妥当ではないかと思います。
心理学であり、天文学であり、科学であり、宗教学であり、人類学であり、生理学であり、社会学であり…「~学」とひとつのカテゴリーに収めることはできません。
一歩引いて、現代の私たちの視点をもって、古代から受け継がれている世界や人間の考察の仕方について、ディスカッションを通して学んでいきたいと思っています。
ご興味のある方は、ぜひお申し込みフォームよりお申し込みください。
今年の夏はどのような計画を立てていますか?
行動制限がなくなった久しぶりの夏、イベントやお祭りも復活しますね。
ワクワクしたり、笑いが止まらないような、そんな時間がたくさんある夏になりますように。
健康に留意しながら梅雨を乗り切り、元気に夏を迎え入れましょう。
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