さわやかな良い季節となりました。
それぞれの場所で、お元気でお過ごしでしょうか?
あわただしかった4月は飛ぶように過ぎ、瞬きをしている間に5月到来。
どこを歩いていても新緑の木々がキラキラと輝いていて、初夏の花が鮮やかな色彩で私たちに幸せを届けてくれます。
窓を開け放ってレッスンができる時期も短くとても貴重です。
鳥の鳴き声や、お散歩する保育園児たちの歓声を聞きながら目を閉じていると、自分の存在がどこまでも果てしなく広がっていくような気がします。
さて、いくつか変更がありますのでお知らせします。
水曜日の『リラックスヨガ』のクラスは、参加くださる皆様が毎週練習を積み重ねてこられてどんどんレベルが上がってきたため、
もやはリラクゼーションヨガの領域ではレッスンが納まらなくなってきたことと、
内容はあまり変わりませんが、時々立ちポーズやバランスポーズを入れて、チャレンジする楽しさや達成感を味わえるようにできたらと思っています。
それから、木曜日の『産後ヨガ』ですが、現在定員を大きく上回る方々にご参加いただいております。
これまで午前午後に分けていましたが、これから日中がとても暑くなりますので、午前中のクラスのみで、おひとり一ヶ月に2回までご予約いただけるようなシステムにしようかと思います。
変更が多くて申し訳ありませんが、なにとぞよろしくお願い致します。
また、5月20日(土)の江津湖早朝ヨガは残席わずかです。
参加ご希望の方はお早めにご連絡ください。
世間はゴールデンウィーク。
お仕事の方、普段と変わらない方、お休みで旅行や帰省などのご予定を立てていらっしゃる方もいるかと思います。
知人たちの中にも、海外に出張や旅行に行く人が増えてきていて、あぁ、ようやく世界は動き始めたのだな、と実感しています。
私のゴールデンウィークですが、前半は友人たちとキャンプの予定を立てていましたが雨のため中止。
急遽、ワインと食事を持ち寄ってのファミリーパーティーとなり、久しぶりに喉がかれるほどにしゃべって、飲んで、食べて…。
横隔膜が痛くなるまで笑ったのは、何万年ぶりだろう。
互いの体験や思いを共有しながら、家族ぐるみでくつろいだ時間を共有できる友人がいることは、これ以上ない喜びですよね。
ゴールデンウィーク後半は、遠方からいとこが一人娘を連れてが7年ぶりに来熊するため、大掃除の只中。
お互いにいろいろなことがあったここ数年ですが、久しぶりにキャッチアップできるのがとても楽しみです。
ようやくマスクをせずにみなさんの笑顔をみながらレッスンができるようになり、本当に嬉しいです。
その一つのきっかけとして、4月に初めてYOGA座学会を行いました。
長い間、エクササイズとしてのアーサナ(ポーズ)中心のクラスだけではなくて、本来のヨガの意味や歴史をお伝えできる機会があったら、と思っていましたが、
そろそろ私もこれまで学んで来たことを少しずつ必要とされている方にお渡ししていくフェーズに入ったのではと考えるようになり、満を持して企画しました。
30年かかってかなり遠回りしながら聖典や教義の学びをとぎれとぎれにしてきましたが、ベースとなる、インド亜大陸の歴史や地理、世界の宗教の分類が分からないと情報が断片的にしか理解できず、つながらないことを身をもって感じていましたので、初回はこの背景の理解により時間を割きました。
来年は、聖典の学びに特化した講座や、アーユルヴェーダについても学ぶ機会を作れたらと思っています。
いつも背中を押して下さり、たくさんの励ましを下さる参加者のみなさま、そしてヨガの同志たちあっての私です。
感謝の気持ちを表す言葉がみつかりません。
座学会の準備をしながら、あらためて聖典を読み直し、これまでの養成講座のテキストを読み返す中で、ヨガとは何か、なぜヨガに惹かれているのか、なぜヨガはこれまで世界中に広まったのか、をゆっくりと考える機会となりました。
普遍性、とはなんでしょう。
何千年も変わらず受け継がれていくこと。それは、そこに誰もが共感できるエピソードやメッセージがあるはずです。
ヨガのメッセージはとてもシンプルで、そして誰も傷つけることがありません。
なぜなら、全ての因果は自分の中にあると考えるからです。
現代のヨガはどんどんエクササイズ化、商業化されてはいるものの、ヨガに惹かれる私たちはその普遍性を感じて、そこに寄りかかりたい、という思いで練習や学びを続けているのではないでしょうか。
ヨガだけではなく、受け継がれてきた智慧や知識には普遍的な理論や法則があります。
それが理解できれば、過去を恨み、未来を憂いて生きる必要がなくなりますよね。
今、ここに輝いているものに目を向ければいいのですから。
5月、すべての命が光り輝く季節です。
地球からの贈り物を素直に受け取って、生きている歓びにひたりましょう。
周りの大切な人たちや、自然との関わりの中で、心からの幸せ、平安につながることができますように。
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