朝夕の涼しい空気が、ほっとする心地よさを感じさせてくれる、9月がやってきました。
まだまだ日中の暑さは続きますが、四季がはっきりした日本に暮らしている私たちは、『9月』と聞いただけで、生活のあちらこちらに秋を探してしまいますよね。
どんな、”小さい秋”をみつけましたか?
これからは乾燥の季節に入るため、肌のかゆみや抜け毛、便秘やアレルギーなどを感じる方も少なくないでしょう。
早めにケアして、備えたいですね。
紫外線と冷房で、内臓と肌、体の内と外の両方が疲れています。
内臓は、温かく消化の良い食べ物と質の良い睡眠。
肌や髪は、クリームやオイルで保湿やマッサージをして、夏を乗り越えた自分を癒してあげましょう。
ヨガレッスンでは、仰向けやうつ伏せ、ひとつのポーズを長めにホールドする陰ヨガなど、心と体を寛がせる内容で、リラックスしていただきたいと思っています。
10月1日(土)には江津湖早朝ヨガを行います。
秋の涼やかな空気の中、湖畔でのヨガをご一緒できるのを、心待ちにしています。
世界中のおかあちゃん、そしておとうちゃん、夏休み、本当にお疲れさまでした。
私は、子供が小学校に入学して初めての夏休みだったため、あれもこれもとたくさん詰め込みすぎて、親も子もやや疲れ気味の状態で新学期を迎えました。
もうすこし、余裕をもって予定を組めばよかったな…。
6歳の息子は夏休み中、卒園した保育園に併設されている『学童クラブ』に通い、連日天然プールで、ひたすら泳ぎに泳いだ夏休み。
子供にとって、これ以上幸せなことはないですよね。
お盆明けにはお泊り会もあって、旧友や卒園生の先輩たちと忘れられない一夜を過ごしたようです。
この学童クラブは、夏休みには小1から上は中学生までと幅広い年齢層の卒園生が戻ってきて、一緒に過ごします。
懐かしい歌を合唱したり、膝をくっつけて映画を観たり、おやつを交換し合ったり、ボードゲームに興じたり。
家庭でも学校でもない、『童心に戻れる場所』『ありのままを受け入れてくれる場所』。
そんな”ネバーランド”(ピーター・パンに出てくる、永遠に子供でいられる架空の国)のような空間は、子供の豊かな成長に欠かせないと強く感じた夏でした。
息子に読み聞かせた「トム・ソーヤの冒険」(ポプラ世界名作童話2)のあとがきに、文を書かれた阿部夏丸さんの、とても素敵な一文がありました。
”根拠のない自信と自由への憧れこそが子供の宝物。
トム・ソーヤが世界中で愛されているのは、トムやハックのような少年が、世界中、どこにでもいるからなのでしょう。”
そう、根拠のない自信、そして自由への憧れ。
それはきっと大人になっても、持ち続けてもいいものですよね?
涼しくなり、心穏やかになるこれからの時期。
子供のころに好きだった本や映画、空間にもう一度触れて、あの頃の根拠のない自信や、自由への憧れの感覚につながってみる。
そんな時間を自分にプレゼントする、よい季節かもしれません。
前を見て走り続けるばかりでなく、時短時短で近道ばかりを探すのでもなくて、幼い自分の心に広がっていた、失敗や無駄なものがいっぱいの、あの自由な空想の世界に、素直に身を置いてみる。
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